だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

キタイ/吉来駿作

◆読んだ本◆
・書 名:キタイ
・著 者:吉来駿作
・出版社:幻冬舎
・定 価:1,600円
・発行日:2006/1/20

◆評価◆
・モダンホラー度:★★★★★
・死者を蘇らすキタイとは?度:★★★★
・おぞましいB級サスペンスとグロテスクなB級アクション度:★★★★

◆感想◆
死んだ葛西を蘇らそうと、仲間たちは「キタイ」を行う。直後から幽霊や音、臭いに悩まされる。そして18年後、彼等の前に当時と変わらぬ葛西が蘇る…

「ペット・セマタリー」からパクった死者復活というテーマ。描写にもキングの影響を色濃く感じるが、それでもなかなか読ませる。
(もともとこうゆう小説が好きで、喜んで読んでるせいなのか?)
そして「パラサイト・イヴ」を思わせる超人的な主人公とアクション。これもけっこうハラハラドキドキ。

少々荒削りの部分はあるものの、物語の中盤では、高校生時代の甘酸っぱく淡い恋愛シーンもあったりして、けっこうテクニシャン。これが伏線にもなっているし。

久しぶりにモダンホラーを堪能。
キングやクーンツをむさぼり読んだ方や、こ難しい蘊蓄はウンザリという方には、うってつけの小説だ。

ちょっと毛色の変わった小説がお好きな方は、お試しあれ~!

キタイ/吉来駿作の表紙
 

テーマ:感想,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:本・雑誌,本,感想,ミステリー

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