だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

東京島/桐野夏生

◆読んだ本◆
・書 名:東京島
・著 者:桐野夏生
・出版社:新潮社
・定 価:1,400円
・発行日:2008/5/25

◆評価◆
・無人島漂流記度:★★★
・サバイバル度:★★
・信頼と裏切り度:

◆感想◆
太平洋上の小さな島に流れ着いた32人のうち、女性は清子ひとりだった。助けがこないという諦めから東京島と名付けられたその島で、清子の夫を決めるくじ引きが始まろうとしていた・・・

ボートの難破でたどり着いた小さな無人島。
32人の内、女性は中年の清子ひとりだけという逆ハーレム状態。
この設定だけで読む気がムクムクと起きてしまう。
男ってエッチな考え方しかできないのかと、自分を見て思ってしまう。

内容は無人島でのサバイバル生活、仲間とのいざこざや駆け引き、島からの脱出劇と、予想された展開で、あんまりインパクトはなかったなあ。
もっとギトギトな葛藤や極限状態の描写があるかと思ったが。

小説の主人公である清子も、どうやって生き残るか色々と考え行動するが、なんか刹那的。
これじゃ本当だったら生き残れないんじゃないの?

でも逆に31人の女性の中に男がひとりという設定だったらどうなのか?
出家するしかないだろうな。

東京島/桐野夏生の表紙
 

テーマ:感想,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:本・雑誌,本,感想,ミステリー

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