だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

東京奇譚集/村上春樹

◆読んだ本◆
・書 名:東京奇譚集
・著 者:村上春樹
・出版社:新潮社
・定 価:1,400円
・発行日:2005/9/18

◆評価◆
・不思議な掌編集度:★★
・ちょっと驚いてちょっと笑えてちょっと泣いて、みたいな度:★★★
・ファンタジー/おしゃれ度:★★

◆感想◆
どこかで実際に起きているかもしれない不思議な出来事。都市伝説やホラーでもなければ怪談でもない、ありそうでなさそうなファンタジー集。

強烈な印象はないものの、そこはかとなく心にしみ入るのは、著者の文章巧者なところのせいか。 もっと派手にしようとすればできるところを、さらりと流してしまう。

思えば、人が無闇に殺されたり殴られたり、あるいは現実には到底あり得ない物語りばかりを読んでいるが、たまにはあえて抑え気味のこんな小説もいいかも。

昼下がりのカフェでひとり読むには、最高の小説。
不思議なことが起きるかもしれないと思いながら、読んでいるシチュエーションと小説の両方楽しめるし。

テーマ:感想,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:本・雑誌,本,感想,ミステリー

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