だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

波に座る男たち/梶尾真治

◆読んだ本◆
・書 名:波に座る男たち
・著 者:梶尾真治
・出版社:講談社
・定 価:1,700円
・発行日:2005/7/25

◆評価◆
・劇画風面白人情活劇話度:★★★
・ロマンチックコメディ度:
・クジラを食べたくなる度:★★

◆感想◆
「世のため人のためになれ」という仁侠道をモットーにする弱小の大場会。売春やシャブには手を出さない潔さだが、資金繰りはひっ迫。そんな大場会が訳あってクジラ捕りに?!

コメディータッチの小説に、笑えてちょっと侠気を感じるヤクザはうってつけだが、本書もその例にならった劇画風面白人情活劇話し。
ヤクザがなんで捕鯨を? と思うのは序の口で、大場組会長が昔たすけた男が伝説のスナイパーだったり、若頭の彼女が波座師(クジラ捕り 書名はここからとったんだね)の孫娘だったりと、少々お約束が多すぎる感はあるが梶尾真治だから許せる。

環境保護団体クリーンアースとの抗争シーンや、良く分かる落ちもなども描かれていて、青少年にはうってつけのエンターテイメント。
みんながクジラを食べたいと思えば、可能になる日もくるか。

テーマ:感想,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:本・雑誌,本,感想,ミステリー

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