だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

少女/湊かなえ

◆読んだ本◆
・書名:少女
・著者:湊かなえ
・定価:1,400円
・出版社:早川書房
・発行日:2009/1/25

◆おすすめ度◆
・ミステリー小説度:★★★
・多感な女子高生の憂鬱と友情度:★★★★
・繋がり合う人間関係度:★★★

◆感想◆
「人が死ぬところを見たい」
想像ではなく現実の死。それを見れば、友達より自分の方がより死について知っている事になる。敦子は老人ホームの、由紀は病院のボランティアを行い、人が亡くなるところを見ようとするが・・・

多感な女子高生である敦子と由紀が主人公のミステリー小説。
ミステリー小説といってもそれらしいのは最後の方だけで、中盤までは女子高生2人の暗めで内向的な青春グラフィティといった感じ。

被害妄想っぽい登場人物や、鬱屈した内容にヤヤ辟易する。
前作「告白」も暗いテーマだったから、続けて本書を読むと、滅入ってくる。
ただ、最後はミステリー小説的な落ちもあって、さらにハッピーな感じに。

悲惨な事件も人間関係のドロドロも、どんなことが起きようと、彼女たちにとっては青春の断片でしかないという。
若さっていいなぁ、みたいな。


黎明
黎明/Angle Dust


湊かなえの「告白」と「少女」を続けて読んだら、ちょっとブルーになる。
小説に人の心を動かす力があるということだろうけど、次はハッピーになれる小説を読んで気分転換しないと!

ちょいな人々/荻原浩でも再読してみるか。



少女/湊かなえの表紙とAmazonでのレビュー
少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)湊 かなえ

おすすめ平均
stars未成年者向けケータイ小説
starsとても読みやすかったです
stars汚い泥試合
stars自己満足の世界
stars定価で買って後悔した

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by G-Tools


◆他サイトの感想◆
シンさんの偽哲学の小部屋
映画な日々。読書な日々。
ある休日のティータイム

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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