だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

夜のピクニック/恩田陸

◆読んだ本◆
・書名:夜のピクニック
・著者:恩田陸
・出版社:新潮社
・定価:1,600円
・発行日:2004/7/30

◆評価◆
・学園ドラマ度:★★★
・友情と恋と人間関係と将来と度:★★★★
・大イベントの高揚感度:★★

◆ひとこと◆
高校生活最後の大イベント「歩行祭」。生徒達全員が、夜を徹して80キロを歩き通す。西脇融は、高校生活最後のこのイベントを、親友の戸田忍と一緒にゴールすることで締めくくりたかった…

文化祭や体育祭、修学旅行と、学生生活にはイベントが付き物。そして普段の生活では話し合えない、恋愛や将来の話題になりがち。
本書はそんなイベントの雰囲気をうまく描写した学園ドラマ。といっても舞台はみんなが歩いている道路だが。

ホラーやミステリーっぽい展開を期待していたが、純然とした青春モノ。青春どころか黄昏れぎみのおじさんには、なんだか取り返しのつかない大切なものを、見せられただけって感じ。
若い人は、いくらでも取り返せるからいいよね。

それはそうと、登場人物がかわす文章で、相手の問いかけに肯定する意味で「だな」と答えるところが。 おお!
この「だな」って、「だな通信」の「だな」と同じ意味の言葉。
恩田陸先生の文章に「だな」というお言葉があるということは、全国的に認知された日本語ってことね! 感激!!


夜のピクニック
夜のピクニック恩田 陸

おすすめ平均
stars感じた郷愁も本の一部
stars毒にも薬にもならない夢小説
stars私も3年間で100kmの学校行事経験者
starsなつかしの青春☆
stars食わず嫌いしないで、早く読めばよかった

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「夜のピクニック」では、みんなが歩きながら色んなことを考えている。
人間、体を動かしている時のほうが、思考がまとまるように思う。
よく学者が部屋の中を歩き回りながら物思いに耽っている、お決まりのシーンもあるし。
体を動かしている時以外には、寝付く寸前。
最近寝付く前に、「これはなかなかいい考え!」と思うことがあるのだが、夢と一緒で、起きるとちっとも思い出せない。
残念!



テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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