だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

愛しの座敷わらし/荻原浩

◆読んだ本◆
・書 名:愛しの座敷わらし
・著 者:荻原浩
・出版社:朝日新聞出版
・定 価:1,800円
・発行日:2008/4/30

◆評価◆
・家族再生の物語度:★★★
・悩みを抱える家族/心が一つになる家族度:★★★
・心がほんわかと温かくなる度:★★★★★

◆感想◆
東京からド田舎に転勤することになった高橋一家。主人である晃一が探してきた家は、日本むかし話しに出てくるような三角屋根で土壁の家だった…

都会の生活や人間観関係で、家族みんながそれぞれに悩みを抱えている高橋一家。
晃一は田舎の大自然の中で家族が暮らすことにあこがれ、大きな古い家を探して借りることにしたが、妻も子供たちもちっとも乗り気じゃない。
得てしてみんなのためにやったことって、空回りしがち。
おまけに、家には座敷わらしが!!

ところが座敷わらしをきっかけに、隣近所の押しかけばあさんと親しくなったり、子供たちは学校の仲間と友達になり、今まで高橋家の人々がバラバラに抱えていた悩みが、少しずつ解消されていく。

やっぱり自然の中で生きるということは、心が広くなるのかなぁ。
そしてそこに暮らす人たちの気持ちも、おおらかでのんびりしたものになるのかもしれない。
だから座敷わらしも暮らせるのだろうな。

久しぶりにのんびりと心温まる小説を読んだ気がする。

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