だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

メガロマニア/恩田陸

◆読んだ本◆
・書名:メガロマニア
・著者:恩田陸
・定価:1,500円
・出版社:NHK出版
・発行日:2009/5/30

◆おすすめ度◆
・中南米遺跡巡り紀行文度:★★
・神秘的でファンタジックな世界度:★★
・恩田陸は写真も撮る度:★★

◆感想◆
中南米のマヤ・インカ文明遺跡を巡った紀行文。
NHKでTV放映した番組に、著者が紀行文を寄せるために企画されたもの。

メキシコ、グァテマラ、ペルーと巡り、遺跡から著者が受けたインスピレーションが書かれている。

自分自身、古代史とか遺跡とかに興味がないせいか、あんまり興味深い内容ではなかったが、インカ・マヤ文明に興味のある方にはリアルな紀行文として読めるのかもしれない。
掲載されている写真も、ちょっと全体が分かりにくいところがミソか。

興味を惹かれたのはサブストーリー的な話題の方。

宿泊したホテルで不思議な音がして目覚めたちょい恐話しや、冒頭で紹介される手塚治虫のマンガの話しの方に心を奪われる。


メガロマニア―あるいは「覆された宝石」への旅
メガロマニア―あるいは「覆された宝石」への旅恩田 陸


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本文冒頭で紹介された手塚治虫のマンガは、「生けにえ」(ザ・クレーター収録)。
著者の紹介文を丸ごと「メガロマニア」から引用すると

アステカで生贄になる少女が首を斬られようとする前に、「あと十年生きたいのです。平凡なふつうの人と結婚して子どもをつくり、しあわせな家庭をもって・・・それから死にたいんです」と願ったのがかなえられ、記憶のない日本人の娘として男と出会い結婚して子供を産み、望み通りの十年を過ごし、十年目に家族の前からふっと掻き消え、気がつくとアステカの神殿で首を斬られていた・・・


あらずじを聞いただけで、鳥肌が立つようだ。
うーん、読んでみたいぞ「生けにえ」。


ザ・クレーター (1) (手塚治虫漫画全集 (218))
ザ・クレーター (1) (手塚治虫漫画全集 (218))手塚 治虫


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◆他サイトの感想など◆
NHKスペシャル 失われた文明 インカ・マヤ/NHK
 ここでも恩田陸の旅行記が読める。写真もふんだんにあり!
メガロマニア/NHK出版WEBマガジン
 これを読めば十分?
旅の支度/旅の始末

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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