だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

ダッシュ!/五十嵐貴久

◆読んだ本◆
・書名:ダッシュ!
・著者:五十嵐貴久
・定価:1,600円
・出版社:ポプラ社
・発行日:2009/7

◆おすすめ度◆
・ドラマチック青春小説度:★★★★
・キップのいいヒロイン”桃子先輩"度:★★★★
・アホでユニークで従順な4人の男子度:★★★★

◆感想◆
陸上部のイノケン、ちょいイケメンのリョーイチ、いつもあやまってばかりのわび助、鉄道オタクで巨漢のメタボン。彼ら4人の高校2年生が「ねーさん」と呼ぶのは、陸上部のスターでキップのいい桃子先輩。
ある日ねーさんが「クラブ」に行きたいといいだして・・・

ねーさんこと桃子先輩は、後輩の面倒見もいい曲がったことが嫌いなキップのいい女子。
桃子先輩を慕い憧れる、ステロタイプだけどユニークな設定の4人の男子。
5人の高校生が織りなす青春物語の題材は、恋愛、友情、病気、別離、憧れと、ありふれた青春ものなのに一気に読んでしまう面白さ。

どこをどうすれば笑えて、どうすれば泣けて、どうすれば感動するか熟知している著者の熟練した技術がうかがえる。
それでもイヤミなく素直に読めるのは、癖のないストレートな文章と表現のたまものだ。

ミステリーな仕掛けやトリッキーな展開を持ち込まないで、ストレートな青春小説で勝負するっていうことは、著者は相当自信があるのかもしれない。

そんなうがった読み方をしても面白く読めるのは、著者の勝ちってことかな。


性格診断
タイプ別性格診断


恋愛小説とか青春小説というのは、どれだけ登場人物に感情移入できるかが面白さの決め手。
登場人物と一緒に笑ったり泣けたりすれば、「そうそう!」って共感できる。

逆に言えば、自分と同じような性格の人物が登場する小説を選んで読めば、とっても共感できるっていうことだ。
でも読まないと登場人物の性格は分からないしなあ。


ダッシュ!ダッシュ!
五十嵐貴久

ポプラ社 2009-07-07
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テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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