だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

天冥の標1 メニー・メニー・シープ/小川一水

◆読んだ本◆
・書名:天冥の標1 メニー・メニー・シープ
・著者:小川一水
・定価:上660円 下660円
・出版社:ハヤカワ文庫
・発行日:2009/9/25

◆おすすめ度◆
・大叙事詩SFの開幕度:★★
・ギュウギュウの展開度:★★
・倒叙形式ワクワク感「何がどうしてこうなった?」度:★★★

◆感想◆
西暦2803年、植民星メニー・メニー・シープは入植300周年を迎えようとしていたが、臨時総督のユレイン三世による弾圧が続き住民の不満が蓄積しつつあった・・・

「天冥の標」シリーズ全10巻の第1巻。
「全10巻は長いなあ、ちょっと遠慮しとこうかな」と思っていたんだけど、先頃発行された第2巻「救世群」の評判がいいみたいで、「それじゃあ読んでみっか」と。

物語は人間が入植してから300年たった惑星「ハーブC」が舞台。
ユレイン三世による専制的な統治により、いままでおおきな反乱のなかった社会に、反総督府的な感情が生まれている。
そこに謎の疫病が発生したのをきっかけに、総督府、「海の一統」という人体改変人類、「石工」という現住種族、「恋人達」というアンドロイドなどのグループが、組んず解れつの駆け引きと事件を起こしながら、物語は展開。

やや詰め込み過ぎで、結果ありきの強引な展開。
色々なアイデアは面白いんだけど、それを物語として繋ぎあわせるのに苦労しているような感じ。

「これから9巻続くのか」と思ったら、どうやら2巻目はほぼ現在の地球が舞台。
どうやら倒叙形式で描かれるようなのだ。

ウーム、どうしたもんかな。
全10巻付き合うか?
第2巻の「救世群」買っちゃったしな。

天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)
天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)
おすすめ平均
stars小川一水の小川一水による小川一水のためのSF(敬称略)
starsう~~ん…?
stars日本SF史に残る一大叙事詩(になりそう)
stars小川一水全部載せ
stars全10巻,3年がかりの超大作.

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天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)
天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)
おすすめ平均
starsうさぎおいしかのやま
starsちょ、おいィ!?

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本書に登場するイサリがどうしても映画「アバター」の青色異星人を連想してしまう。
アバター見てないし、外見の描写も違うんだけど、野生なところがそう思わせるのかな?

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『天冥の標 1 メニー・メニー・シープ (下)』/手当たり次第の本棚
「天冥の標1メニー・メニー・シープ」小川一水を読みました!/知的生活へのあこがれ
「天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ」(小川 一水)/May I ask? Please ask me.
小川一水 天冥の標シリーズ/サイト内

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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