だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

天冥の標2 救世群/小川一水

◆読んだ本◆
・書名:天冥の標2 救世群
・著者:小川一水
・定価:760円
・出版社:ハヤカワ文庫
・発行日:2010/3/15

◆おすすめ度◆
・大叙事詩SFの開花度:★★★★
・パンデミックSF度:★★★★★
・ビシビシときまる伏線/次々はられる伏線度:★★★★

◆感想◆
201X年、ミクロネシアの島で発生した謎の疫病。各国の医療チームが対応にあたるが、致死率の非常に高い疫病は世界的な規模で感染を広げていく・・・

天冥の標1巻目「メニー・メニー・シープ」のつぎはぎだらけのようなストーリーとは大違いの見事な展開。同じ作家とは思えない(おおげさ?)!

疫病がこうやって起きて世界に広がっていくのがパンデミックなんだなあ、と実感させるリアルさ。
SF的な面白さ抜群な、疫病発生源の設定。
「メニー・メニー・シープ」に出てきたエピソードやキーワードが、パズルがピタリとはまるように決まる快感。
さらにこれからの展開をはやく知りたくなる伏線。

登場人物も魅力的に描かれてるし、読みはじめたら止まらない面白さ。
いったいこのあとの8巻は、どんな物語になるのか待ち遠しいっ。

天冥の標 2 救世群 (ハヤカワ文庫JA)
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去年新型インフルエンザが流行ったときに「救世群」を読めば、よりリアルに読めたかも。
ホラーは真夜中に読むとより怖いように、TPOに合わせて小説をチョイスするっているのもアリ?!

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テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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