だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

壱里島奇譚/梶尾真治

◆読んだ本◆
・書名:壱里島奇譚
・著者:梶尾真治
・定価:1,600円
・出版社:祥伝社
・発行日:2010/9/10

◆おすすめ度◆
・ファンタジックSF小説度:★★★
・離島での不思議な物語度:★★★
・「おれの人生を返してくれ~」な男性へ度:★★★★

◆感想◆
銀色の縫い目の無いアクリルたわしのような「おもしろたわし」。しかしのその成分さえ分からない不思議な物体。
入手先の壱里島へ行き調査するよう命じられた翔一だが、訪れた先で不思議な出来事に遭遇したり、善良な島民たちと触れ合ったり、素晴らしい大自然や美味しい海産物を食べたりして行くうち、島から離れがたくなってしまう。

さらに、「おもしろたわし」はきっかけでしか無く、そこに秘められたメッセージと翔一の果たす役割が明らかになり・・・っていう感じの、架空の離島を舞台にした不思議なお話し。

会社ではさんざんこき使われ、恋人にはふられ、人生の目標が何だか分からなくなった「おれの人生を返してくれぇ~」な男性なら、「こんな風光明媚な離島で暮らせたらいいよなぁ」と思わずにはいられない。

村起こしな生き甲斐に目覚めて行く主人公や、カジシンらしいロマンチックな展開も用意されて、汗ばむ夏の夜も気分は爽快だっ。

壱里島奇譚

梶尾 真治 祥伝社 2010-08-31
売り上げランキング : 5941


by ヨメレバ

本を読んでる時は、美しい自然や美味しそうな食べ物に惹かれ「住んでもいいかも」と思った壱里島。
人情味に溢れる島民や美しい女性もいて、これで近くにコンビニと本屋があれば言うことなしだね。

◆他サイトの感想など◆
【書評】『壱里島奇譚』梶尾真治著 - MSN産経ニュース

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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