だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

謎解きはディナーのあとで/東川篤哉

◆読んだ本◆
・書名:謎解きはディナーのあとで
・著者:東川篤哉
・定価:1,500円
・出版社:小学館
・発行日:2010/9/7

◆おすすめ度◆
・ユーモアミステリー小説度:★★★★
・けっこう本格度:★★★★
・会話が絶妙に面白い度:★★★★

◆感想◆
金持ちのボンボンが警部になったような風祭。彼とコンビを組むのは本当のお嬢様育ちながら刑事になった宝生麗子。二人で殺人事件の調査に当るのだが、これがちっとも進展せず・・・

軽いノリのユーモアミステリー小説。
これがけっこう面白い。
ボンボンの風祭警部とお嬢様刑事の宝生麗子の掛け合い、これが先ず笑える。
さらに宝生麗子についている執事の影山が、執事のわりにお嬢様を小馬鹿にしたような物言いで、宝生麗子と執事・影山との会話も笑いを誘う。
さらにこの執事・影山、事件の概要を宝生麗子お嬢様から聞いただけで、犯人を言い当ててしまうという名探偵ぶり。

クスクス笑いながら読めるユーモアミステリー小説だけれど、けっこう本格派な謎解きモノ。
種明かしされて「なるほど!」な面もあって、ユーモア小説と本格ミステリーが合体したような小説だ。
六話からなる連作短編集だけど、心して読まないと著者の術中になまること間違いなし。

謎解きはディナーのあとで

東川 篤哉 小学館 2010-09-02
売り上げランキング : 2662

おすすめ平均 starAve
star1しっかり楽しめる謎解きとユーモア
star2キャラクターが良い

by ヨメレバ

「謎解きはディナーのあとで」の舞台は東京の国立(くにたち)なんである。
近所だなあ。
小説の舞台が近所だと、ついつい事件の現場に行ってみたくなる。
野暮な人のことを「野暮天」と呼んだりするのは野暮天満宮に由来する、なんていうローカルな豆知識も仕入れられて、国立市民にもお勧めだ。

◆他サイトの感想◆
読書記録, et.al
棒日記VI

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

コメント

こんにちは。
同志社大学ミステリ研究会の広瀬と申します。
東川先生の作品記事を拝見し、
突然ですが、お知らせさせていただきます。

今年の6月に我々同志社ミス研は東川篤哉講演会を主催しました。
その時の講演会録、そして会員による東川先生の全作レビューを
機関誌「カメレオン」に掲載し、
11/26~11/28に行われる同志社EVE祭で販売いたします。
ご都合が合いましたらお越しください。

また、DMS公式ページでも通信販売を行う予定ですので、
どうぞそちらもご覧ください。

http://www.donet.gr.jp/~dms/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=DMS+Wiki


突然失礼しました。

  • 2010/11/24(水) 13:17:42 |
  • URL |
  • hirose #-
  • [ 編集]

こんにちは!どーも、りよんです☆
いろいろの放浪で見つけたのですが、閲覧させていただいてます。
いいですね、なんか。
私も面白いと思うし。
突然失礼しました

  • 2010/12/20(月) 12:19:37 |
  • URL |
  • りよん #-
  • [ 編集]

Re: りよんさん

りよんさん、コメントありがとうございます。

本書は文春のミステリーベスト10で10位に食い込む健闘ぶり!
読んで面白かった本が高評価されると嬉しいですよね。

拙い感想文ですがよろしく!

  • 2010/12/22(水) 13:04:56 |
  • URL |
  • だな6号 #-
  • [ 編集]

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