だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

セカンド・ラブ/乾くるみ

◆読んだ本◆
・書名:セカンド・ラブ
・著者:乾くるみ
・定価:1,429円
・出版社:文芸春秋
・発行日:2010/9/30

◆おすすめ度◆
・イニシエーション・ラブ(おおっ!)度:★★★★
・三角関係(四角関係?)度:★★★★
・童貞男の執念(怨念かおんねん)度:★★★★

◆感想◆
職場の先輩紀藤からスキーに誘われた正明はしぶしぶといった体で承知するが、一緒に行く春香を目にしたときその美しさに目を奪われてしまう・・・

イニシエーション・ラブ」の衝撃、ふたたび のうたい文句なセカンド・ラブ。
乾くるみのミステリーは、いつもこんな風なキャッチコピーが付いてくる。
そうするとどうしたって「どっかに怪しい伏線とかあるがずだよな」と、重箱の隅を突くような読み方になっちゃう。
本書を読んでいても「赤電話? 怪しいぞ」「黒子? どうなんだ?」と、そっちの方ばっかり気になって。
それでもまんまと騙されちゃうのは、著者の方が一枚上手。上手な人と麻雀やってるときに、1巡先に上がられるみたいな?

そんなどんでん返しな仕掛けもうまいけど、これに美奈子の必然性をもっと書き加えてくれたら、さらに面白いミステリー小説になったかも。

それにしても春香と美奈子、ステキすぎる。
女性経験のない主人公正明が、二人に夢中になるのはしょうがないってもんだ。
「怨念がおんねん」なラストも納得?

セカンド・ラブ

乾 くるみ 文藝春秋 2010-09
売り上げランキング : 9381

おすすめ平均 starAve
star1確かに衝撃的
star2インパクトは最凶

by ヨメレバ

前作「スリープ」を読んだとき「これはうまい!騙されない方が無理っ」って思ったけど、どうやらSF好きな読者にはそんなに驚愕するほどの仕掛けではなかったようで。
本書もミステリ小説好きな読者には、驚くほどのモノではないのか?

◆他サイトの感想◆
ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂
ミステリあれやこれや
たかゆきブログ Vol.3.0 ―ミステリー書評編―

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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