だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

環境問題のウソ”のウソ/山本弘

◆読んだ本◆
・書 名:”環境問題のウソ”のウソ
・著 者:山本弘
・出版社:楽工社
・定 価:1,200円
・発行日:2008/1/15

◆評価◆
・環境問題評論度:★★★
・「環境問題のウソ」に対する強烈な反論度:★★★★
・「環境問題のウソ」の著者に対する突っ込み度:★★★

◆感想◆
環境問題はなぜウソがまかり通るのか」という大学教授が書いた本が、いかにいいかげんなデータによるものかを暴いた、暴露本。

ペットボトルのリサイクルに関して、そのデータの出典から数値、計算方法まで細かくトレースし、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」のデータがいいか げんであることを暴くとともに、著者の大学教授武田邦彦氏に対する直接対決を含めた愛と勇気の凶器攻撃を仕掛ける!

場外乱闘になりそうでワクワクしながら読んだけど、当然2人とも大人だから凶器攻撃は出ない。残念だ。

というか、そんなところにこの本の面白さがあるのではない。
あまりにも「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」のデータがいいかげんだから、きちんとしたデータに基づいた事実が物事を判断するには必要だと信じる著 者は、そりゃもう執念ともいえる調査をして、内容のいい加減さを論破。
それがもう鉄壁の構えだ。
このひとは真面目だねぇ。きちんとした人だ。
人の書いた本に対してケチを付けるんだから、それなりの調査をしなければならないだろうが、著者のやり方は半端じゃない。
そして「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」のおかしい所を挙げていく。

PETボトルのリサイクルに興味のある方は必読の書。
武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」洋泉社 も併せて読めば完璧だ。

テーマ:感想,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

FC2Ad