だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

腰痛探検家/高野秀行

◆読んだ本◆
・書名:腰痛探検家
・著者:高野秀行
・定価:600円
・出版社:集英社文庫
・発行日:2010/11/25

◆おすすめ度◆
・腰痛克服?体験記度:★★★★
・あるある!なるほど!ワハハ!度:★★★★
・腰痛持ちの方へ/そうでない方も度:★★★★

◆感想◆
辺境作家にしてエンタメノンフの書き手・高野秀行が体験した、腰痛治療記。

探検家として有名な高野秀行が腰痛持ちだったとは!
ちょっとビックリだけど、それを本にしちゃうという大胆さも愉快。

寝てても痛く、起きてても痛いという腰痛を治そうと、整形外科はもちろん鍼灸院や整体にPNF、はては超能力者や心療内科の「名医」たちを尋ね歩く。
しかし治療してもなかなか腰痛は治らず、そこに「ラーメン屋のオヤジ理論」や「実は男が港で女が船だった論」といた人生哲学に目覚めてしまったり。

病気と人生はダブってくるものなんだねえ。

著者の飼い犬が世話になっている、犬猫病院の先生(鍼灸免許あり)にまで治療を受けるくだりは爆笑。
最後にはやけっぱちになって、「人間の脳は同時に複数の痛みを感じない」のをいいことに、自虐的な行動へ!

著者のファンはもちろん、腰痛持ちやそうでない方が読んでも笑ってうなづける面白さだ。

腰痛探検家 (集英社文庫)

高野 秀行 集英社 2010-11-19
売り上げランキング : 2267
by ヨメレバ

オヤジが集まると病気自慢に花が咲く。
やれ脚が痛い腰が痛い。こういう薬を飲んでて、ああゆう治療をしている。
そういう自分も腰痛持ちで、「布団をウォーターベッドに替えたら腰痛にならなくなった」と自慢していたことが・・・

「病気だけれど頑張ってる自分」を認めてもらいたいんだなあ。
ウォーターベッドは水漏れしたため低反発ウレタンマットレスに替えたけど、現状腰痛は再発していない。
嬉しい反面、なんか残念。

◆他サイトの感想◆
探検家がのめりこむ腰痛の世界~『腰痛探検家』/WEB本の雑誌
翌の読書手帖

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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