だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

真夏の方程式/東野圭吾

◆読んだ本◆
・書名:真夏の方程式
・著者:東野圭吾
・定価:1,619円
・出版社:文芸春秋
・発行日:2011/6/6

◆おすすめ度◆
・完全無欠のミステリー小説度:★★★★★
・少年の夏休み/遠い過去の事件/つながる点と点度:★★★★
・湯川博士が福山雅治度:★★★

◆感想◆
美しい海だけが取り柄となってしまった寂れた観光地。少年は夏休みを、親戚が経営する旅館でる旅館で過ごすことになったが・・・

美しいを守ろうとする地元の青年たちと、海底鉱床の探査計画を進めようとする開発業者。
夏休みをここで過ごすことになった少年と、探査計画の推進派として参加していた湯川との出会い。
探査計画の公聴会に出席していた男性の事故死と、旅館の経営者夫婦の娘。

男性の事故死を調査していくに従い、遠い過去の事件が関係していることが分かってきて・・・
といった展開の、物理学者湯川学を主人公にしたミステリー小説。

もう完璧です。
小説にブレがありません。
人物は描けてるし、謎を解き明かす過程も見事だし、ブラフなしで伏線をきちんと回収してるし、海はきれいだし、ペットボトルロケットは飛ぶし、少年は成長していくし、娘は生きる目標を得るし。

だた湯川が登場すると、どうしても福山雅治の顔が思い浮かんでしまう。
ウーム。

真夏の方程式

東野 圭吾 文藝春秋 2011-06-06
売り上げランキング : 13
by ヨメレバ

本屋には「真夏の方程式」が山積み。
よく見ると輪ゴムで小冊子が留めてるのとそうではないのと。
店員に訊くと小冊子はおまけとのこと。
迷わずおまけ付きの本を選択する。

おまけは「東野圭吾公式ガイド」と表記された、東野圭吾公の全タイトルを著者のコメント付きで紹介したもの。
これは東野圭吾初心者に便利かも。
出版社の枠を超えて編集した文芸春秋もエラい。
と思ったら、以前無料で発行された講談社の公式ガイドの使い回しのよう。
ウーム。

◆過去の湯川学が主人公の長編ガリレオシリーズの記事◆
容疑者Xの献身
聖女の救済

◆他サイトの感想など◆
東野圭吾『真夏の方程式』 文藝春秋 特設サイト
〈探偵ガリレオ〉最新刊登場!/WEB本の雑誌

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
https://danatuusinmystery.blog.fc2.com/tb.php/390-63096972
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad