だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

幸せになる百通りの方法/荻原浩

◆読んだ本◆
・書名:幸せになる百通りの方法
・著者:荻原浩
・定価:1,500円
・出版社:文芸春秋
・発行日:2012/2/10

◆おすすめ度◆
・ほんわかほっこり短編小説度:★★★
・ユーモアとペーソス度:★★★
・人に話したくなる豆知識度:★★

◆感想◆
著者らしいほんわかほっこりした短編小説集。

テーマは原子力発電所の事故だったりオレオレ詐欺だったりお見合いパーティだったりリストラだったりと様々だけど、登場する人物がそこはかとなくもの悲しげでありながらちょっと笑えて微笑ましくなるという、ユーモアとペーソスを絶妙にブレンドした物語。

「ガツン」とくるインパクトや新鮮さはないけれど、人生ってこんな風になんでもないようでいてどこかドラマチックになっているんだんあ、と実感させられる。

大阪の振り込め詐欺の被害率は、東京の十分の一以下だとか、ペンギンは仲間を海に蹴落として安全を確認してからダイブするとか、九十九茄子(つくもなす)は食べ物じゃなくて茶道具であるとか、どうでもいいけど人に話してみたくなる「へぇ」な豆知識もあったりして、とっても平和な小説だ。

こうゆうどうでもいい、一種怠惰で平凡な状態が、幸せな状態なんだなぁ。

幸せになる百通りの方法

荻原 浩 文藝春秋 2012-02
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「へぇ」な豆知識をひとつ。

マヨネーズは腐らない

へぇ へぇ へぇ へぇ へぇ!(トリビア

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テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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