だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

鬼談百景/小野不由美

◆読んだ本◆
・書名:鬼談百景
・著者:小野不由美
・定価:1,600円
・出版社:メディアファクトリー
・発行日:2012/7/24

◆おすすめ度◆
・ホラー短編小説度:★★★
・99話も読むと金縛りにあいそう度:★★★
・中でも「お気に入り」が超怖い度:★★★★

◆感想◆
現代版百物語。

一話一話は、どっかで聴いたことがあるような怪談話だけれど、さすがにこれだけの数を読まされると、なんだか金縛りに合いそうで怖くなる。
妙に力まない淡々とした文章も効果的。

それにしてもよく99話も書いたものだ。
どうやってネタを集めたんだろう?
読んでいる方より掻いている方がよっぽど怖かったに違いない。

なかでも怖かったのは帯にもチラッと紹介されている「お気に入り」
お化けも幽霊も出てこないし、スプラッターなシーンも驚かすような描写もないのにこの怖さ。
あるいはそんなシーンがないから怖いのか。
子供が空中を見つめたら,そっちは見ないようにしようと思う。

本書は同時に刊行された「残穢」と関連があるらしいのだが、どう繋がるのか期待大だ。

怪談話を100話語り終えると、本物の怪異が起こるらしい。
だから本書におさめられている短編も99話ということなのだろう。

勉強や仕事ができるようになる話しを100話語ったり、彼女ができる話しや楽して生きて行く方法なんかを100話語ったら、どうにかうまいことになならないだろうか。

◆関連記事◆
残穢/小野不由美/サイト内

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
https://danatuusinmystery.blog.fc2.com/tb.php/453-262bcb3e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad