だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

家族写真/荻原浩

◆読んだ本◆
・書名:家族写真
・著者:荻原浩
・定価:1,400円
・出版社:講談社
・発行日:2013/5/29

◆おすすめ度◆
・ほんわか家族小説度:★★★
・笑いとペーソス度:★★★
・「結婚しようよ」は定年間近のお父さんには号泣もの度:★★★★

◆感想◆
いつの間にか年を取ったお父さんたちの、笑いと悲哀に包まれた家族短編小説。

こうゆう小説を書かせたら、荻原浩は絶品です。
特に「結婚しようよ」は秀逸。
何のために一生懸命働いて、何のために子供を育ててきたのか。
自分の半生を顧みると、なんだか原稿用紙1枚にもならないような平凡なもの。
そんなお父さんの悲喜こもごもが、ほんわかしたタッチで描写される。

「人生の意味」とか「生きるとはどうゆうことなのか」なんていう難しいことは哲学者にお任せして、日々平凡に暮らすのがいいんじゃないか。
無駄にあがいても苦しいばっかりだし。

なんてことを思わせる本書は、アラフィフティからアラシックスティのお父さんにおすすめ。
肥満気味のお父さんや、マイホームの購入を考えているお父さん、無職のお父さんなどにも対応してます。

サザエさんに登場する磯野波平は54歳なんだと!
うーむ、昔は平均的な54歳はあんな感じだったのか?
子供から見る54歳はあんな感じという設定なのか?

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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