だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

交渉人 遠野麻衣子・最後の事件/五十嵐貴久

◆読んだ本◆
・書 名:交渉人 遠野麻衣子・最後の事件
・著 者:五十嵐貴久
・出版社:幻冬舎
・定 価:1,700円
・発行日:2007/9/10

◆評価◆
・スリルとサスペンスとパニック(やや大袈裟)度:★★★★★
・アルカイダとオーム真理教とテロを連想度:★★★
・安心して読める度:★★★★

◆感想◆
警視庁広報課の遠野麻衣子に、シヴァと名乗る人物から携帯電話がかかる。シヴァは、地下鉄爆破テロの首謀者として逮捕された、宇宙真理の会の大善師御厨徹を解放するよう要求。解放されない場合、仕掛けた爆弾を爆破すると…

シヴァと名乗る人物からの無謀な要求、これに対応するため組織された警視庁巨大捜査本部。
”犯人は誰なのか!” ”爆弾はいったいどこにあるんだぁ!”の、スリルとサスペンスの大都会爆弾テロパニック小説。

登場する人物や組織、爆弾テロなどは、どこかで見聞きした事件を連想させ、驚きや新鮮さはないけど、それをうまく構成し描写するのが著者のテクニック。
飛び抜けて奇抜だったり、ユニークな描写だったりする訳ではないが、読者を飽きさせずに読ませるのは上手だ。
癖のない文章も読みやすいし。

いささか御都合主義な部分はあるにせよ、「ダイハード」ばりのハラハラと、「スピード」ばりのドキドキと、リアル事件のパニックを想起させるノンストップサスペンス。

食事と寝る時間を忘れて、読みふけること間違いなし。

トイレだけはちゃんと行ってね。

交渉人 遠野麻衣子・最後の事件/五十嵐貴久の表紙
 

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