だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

旧怪談/京極夏彦

◆読んだ本◆
・書 名:旧怪談
・著 者:京極夏彦
・出版社:メディアファクトリー
・定 価:952円
・発行日:2007/7/6

◆評価◆
・江戸時代怪談小話度:★★
・むかしの都市伝説度:★★★
・中学校 休み時間の話題度:★★

◆感想◆
江戸時代に書かれた「耳袋」の中から、怪し気な話を著者がアレンジした怪談短編集。

全部で35編あり、各短編はあっというまに読み終わる長さ。
漢字にはルビがふってあるし、原文も掲載されていたりと、小中学生向きの作りだけど、大人だって興味深く読める。

怖い怪談をゾクゾクしながら読むというより、江戸時代の文化や風習を「ヘエ~」とか思いながら読む。

こないだまで(今も?)流行っていたガングロだって、100年後の人が見たら何かのおまじないか奇習と思うかも。
ガングロにまつわるオトロシイ都市伝説なんていうのもあったりして、100年後の京極夏彦みたいな人がガングロ怪談を書いて、100年後の俺みたいな人が「ヘエ~」とか思いながら読んだりするかもしれない。

なんでも記録に残しておくと、物好きな人が面白くアレンジしたり広めたりするかもしれないってことだな。

旧怪談/京極夏彦の表紙
 

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