だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 最近は新旧歴史時代小説やエンターテイメント、ライトノベルにも手を伸ばして節操のない状態に。趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

朝日のようにさわやかに/恩田陸

◆読んだ本◆
・書 名:朝日のようにさわやかに
・著 者:恩田陸
・出版社:新潮社
・定 価:1,400円
・発行日:2007/3/30

◆評価◆
・バラエティーに富んだ短編集度:★★
・ホラー?SF?ミステリー? それは恩田陸度:★★
・「冷凍みかん」がいい度:★★★★

◆感想◆
ホラーありSFあり学園ものありの多彩な短編集。

構成や内容が変わっても、恩田陸テイストを感じさせる仕上がり。
がむしゃらに怖かったり、とんでもなくファンタジックだったりはしないが、不思議感覚を味わえるのが楽しい。

印象に残ったのは「冷凍みかん」。
星新一のショートショートを思い起こさせるような短編。
目新しくもないし、インパクトがあるわけでもないし、落ちがずば抜けてすごいわけでもないんだが(ひどい言い様だ)、日常と非日常が紙一重の感覚がいい。
冷凍みかんという感覚と、不条理不可思議さが、読んでいて楽しいなあ。

テーマ:感想,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:本・雑誌,本,感想,ミステリー

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